土曜昼間。観客は半分くらい入る盛況ぶり。
初老男性多め。
『ヤマト』は自分よりひと回り前のブームで、TVの再放送や漫画を読んだ事あるものの、しっかり見た記憶はない。
ヤマトか、なにもかもが古めかしい。
「男らしさ」「勇ましさ」「名誉ある死」を美化して、大東亜戦争を引きずっていると思われる内容。
ラストに、それを反省する場面はあるけど。
ダイジェストだけあって、色々ぶつ切りなのは仕方ないかな。
何度も爆破にあい、ズタボロになるものの、次のシーンではしっかり治って、勇ましく航行するヤマト。
多分、修繕シーンはカットしてるのだろう。
「イスカンダルが地球にコスモクリーナーを送ってくれればいいのに」とか、「ワープを繰り返せば、デスラーと戦わずに済むのに」などは、幾度もされた議論だろう。
ただ、地球もガミラス星も、自分の星が死にそうなのに対策をせず、軍備増強にかまけるとは、なんという皮肉。
今でもそんな国あるな。
ささきいさおの名曲の使いどころが謎だった。
初っ端に流れてテンション上がったと思ったら、無音で説明場面。
ラストでも一曲流れたあとに、無音でエンドロール。
これはリスペクトなのかな?