昨年末の『宇宙戦艦ヤマト』につづき、続編である本作も4Kリマスター版が劇場公開。前作同様、今回が初めての鑑賞です。
アニメブームの火付け役となった古典中の古典であるヤマトシリーズの続編かつ（いちおうの）完結編で、しかも総集編ではない完全新作の劇場アニメ作品ということで、ストーリーのエモーションや作画クオリティは前作から格段にレベルアップ、実に風格あふれる作品となっていました。2時間半という長尺ですが、今の目で見ても非常に面白かった。
後々語種になったラストのテロップも、初公開時のものが再現され「これでヤマトは終わり」という製作陣の（その時点での）決意も強く伝わってきて、登場人物たちが次々と散っていく終盤の展開と併せて目頭が熱くなりました。
伝説のアニメ作品を、4Kリマスターのハイクオリティ映像で、しかも劇場の大スクリーンで鑑賞できるという貴重な機会に恵まれて、とても幸運でした。ぜひともこの機会に、映画館で伝説の追体験を。
