劇場2024-06 熊本P
後悔してもしきれない『宇宙戦艦ヤマト 4Kリマスター版』見逃したことを、、、
私はそもそもTVアニメの1974年初回放映時からの大ファン。確か日曜日夜のオンエアだったと記憶しているが、、、当時は早過ぎた感もあるほど先進的、かつ創造的なアニメであった。
そして1977年の映画1作目を経て、本作1978年のロードショーにも馳せ参じた覚えがある。
ガミラス帝国との戦いは壮絶を極めたが、勝利。地球は宇宙平和のリーダーとして復興を果たし太陽系内の資源開発を進め、新造の旗艦戦艦アンドロメダも就航と順風満帆。
そこに、、、と言うストーリー。
今回も前述の通り1作目見逃して本作を鑑賞したわけだが、上映始まり少しして思い出した！
この作品は私にとってとても残念な作品であったことを、、、
当時中学生であった私は、吹奏楽部でこの主題歌を何度演奏しただろうか、、、真っ赤なスカーフは今でもカラオケで歌うくらい好きなのに、、、
そしてとても大好きだった彼女と観に行ったのだが、残念なのはそれとは関係無い。
本作が余りにもご都合主義、軍国主義、自己犠牲礼賛であったことがフラッシュバック！
そりゃ森雪が、佐渡先生が、アナライザーが、真田技師長が、徳川機関長が、ブラックタイガー加藤・山本が次々落命していけば涙は出るものの、、、
テレサとスターシャはどう違うんだ、、、
松本先生の絵に文句はない！しかし設定が似過ぎているではないか、、、
そしてナンチャラ帝国の野望が余りにも稚拙！キャラ設定も1作目に全く歯が立っていない。
そうじゃないんじゃないの〜？
それでいいの〜？
そしてなんと言っても本作の一番ダメなところはエンドロール後のメッセージと沢田研二さんの歌だと思う。今更云ってもせんなき事ながら、、、
二度とお目にかからないなら、絶対そうして欲しかった。後から後から世界観を覆す作品の多いことよ、、、
そしてまたやるんでしょ？
この作品だけは1作目でやめといて欲しかった、、、、正味な気持ち！
沢田さんの歌手としての力量は十分に認めるが、節回しなど焼き直しで歌詞も認めたくない。当時の大人気歌手の人気にも肖るのは作品としての価値を下げるとも思います。
って
今更言ってもしょうがないけれども、こんな事を思いました。あっ絵は綺麗にリマスターされてましたよ(^^)
兎にも角にも残念な作品のリマスター見る必要があったか？自問しているくらい残念！
1作目観たいなぁ！！！！
