このレビューはネタバレを含みます
試写を観させていただきました。ありがとうございます!
レビュー推奨とのことですが、公開前かつ些細なコメントがネタバレになってしまいそうなので今回はネタバレボタンを押します☝️
今をときめく演技派俳優たちは、この映画を撮るのにまさにベストな布陣。
特に「役者を演じる」という部分に関しての彼らが絶妙。全員素晴らしかったけど特に間宮君、戸塚君。「演技を演じている時」と「演技をしていない素を演じている時」の違いが、微妙にあるのが恐ろしい。所々感じていた台詞回しの違和感が回収された瞬間、身震いした。
なにがリアルで何が演技か
観ている側も騙される。「サスペンス」という枠には収まらない、「サスペンス・エンターテイメント」というジャンルがピッタリな気がする。
言い方を変えれば、サスペンスになりきれなかった。
ただ、醍醐味とも言えるトリックが序盤でなんとなくわかってしまったのが少し悔しい。もう少し尺が長かったり連ドラだったらもう少し重厚感がましたのかなと思いつつ、過去東野圭吾作品をはびめミステリーやサスペンスを読み漁っていた自分を恨みたくなってしまった(今作は未読)