このレビューはネタバレを含みます
つまらなくはないけど、2時間ドラマで充分だったのでは? という感じもする。
ヲチはまあ早い段階から読めるとして、映画でやるならもっと細かいところまで丁寧に作って欲しいというか。
「偽装殺人で消えた3人は丸一日どこに隠れてたの?」とか、「いや声真似やらゴーストライターやらは何かの伏線じゃなかったのかよ!」とか、「なんで麻美にそこまでしてあげたいんだ?」とか、他作品のパターンからこっちで脳内補完できなくはないけど、でもその素材くらいは用意してくれよという描写不足をところどころに感じた。
あと最低限死体が登場しないとこっちとしては騙される気にもなれないのよ。
役者だろ? 嘘つくの得意なんだろ? 死体の役くらいやって😂
そして急に暴かれる犯人。
その決め手は……他の三人が一緒に作ったアリバイ工作! ええ……?
なんでその三人で組もうと思ったの?
「本多さんはアリバイを使わせてくれなかったから」
えええ……?
雑だよーーー!!
でも好きな俳優さんがたくさん出てて目は楽しかった。重岡くんやっぱり味のあるいい演技するなあ。
演劇をやってる身としては、ラストの照明がだんだんと舞台上の影の濃いそれに変わっていく演出はとてもテンション上がりました。