エニグマ

ある閉ざされた雪の山荘でのエニグマのネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作読んでないから元からああいう話なのかは分からないけど、推理上ヒントとなる事柄があからさまに観客に提示されており、ミステリー映画としての演出は終始臭かった。
出演してる俳優達の演技は良かった。台詞回しが現代的で、様々な感情を孕む20代の若者が上手く表現されていて良かった。特に間宮祥太朗と岡山天音がちゃんとそういう人の演技だった。あと中条あやみを演技の人と意識したこと無かったが、自然体の演技が上手かったのでさすが女優。
ただ、結局あのオーディションが偽装されたものだったのなら全く関係なくただの部外者である久我は何で呼ばれたんだろうというモヤモヤが残るばかり。結果犯人側のプランぶち壊してるし尚更誰が何のために呼んだんだよ!
ポスター見返してみたらキャッチコピーが「二重三重のトリック」で…蓋開けてみたら「この事件は三重構造なんです」ってそんな話があるかーーーーい

ただ、最後に皆舞台上にいた事でこの映画自体が劇中劇であるという推測もできる。謎に久我が制作側に名前が載ってたし。そうなると劇中の舞台っぽい演出とか壁に表示される文字とかも納得できるが… そして久我の存在意義も製作者側なら説明がつくし…
にしても色々終わってる
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