東野圭吾原作って時点で絶対自分向けじゃないとわかってたけど…。
あれ？うわ、悔しいけどわりと観れる。
ただね、物語はどうしようもなくお粗末。読書好きな小学生が書いたようなお話だ。でもこれは脚本じゃなくて原作がくそつまらんのだと思う。読んでないのでたぶんだけど。でもこの内容を本で読むのは辛いだろな。たぶん途中でビリビリに引き裂いてゴミ箱にシュートするレベルだ。ちゃんと映画として観れる状態までにしてくれた監督は偉大。
あと、画の色と音楽が厳粛で良いね。
優秀なスタッフさんたちに支えられてるなー。
キャストも、実力ある人たちの中で主演の重岡さんがどうなるかと思ったけど…まあ全編にわたって色々面白くはあるんだけど、自分は全然OK派！面白い人は好きよ。探偵というか、新卒の学校教師みたいな名解説が堪能できる。
そして…出ましたよ！終盤になって名言が！「コワイ時代デス、本当ニ！」のとこね！素晴らしかった。ほんとお見事！この一瞬でファンになった。
