このレビューはネタバレを含みます
山荘で行われるオーディションに集められた役者7人。オーディションの設定は、「閉ざされた雪山の山荘で起こる連続殺人事件」。男女7人はこれから4日間、オーディションという名の共同生活を送ることになる。はずだったのにひとり、またひとりと姿を消して行く。演出なのかそれとも、本当の連続殺人なのか。仲間である全員が容疑者であり被害者、時には探偵となりながら、真相に迫っていく、というお話。
期待しすぎてしまったんだな、というのが正直なところ。伏線回収やネタバラシをされた時の騙された…感が足りなかった。
生きてとは言えない、という言葉だけが印象的だったが故に、最終的には全員で「生きて」を誦じている感がどうにも好きではなかった。
それでも、2時間で理解できなかった部分を埋めるために、原作を読んでみたいとは思えた。