このレビューはネタバレを含みます
友人に結末がめちゃくちゃ面白いと勧められ、期待しまくりで見たのですが、この映画のどの部分がどう面白いのか全くわからず終りました。
第一に納得いかないのが、主役の配役で、なぜこの登場人物の俳優さん達の中で1番演技力がなさそうな人をメインの謎解きの配役に持ってきたのか、それが理解に苦しみました。
間宮さんはじめ凄まじい演技力を持った俳優さんたちが素晴らしい演技合戦をする中で、この人が謎解きで映るたびに興ざめしてしまい、そこがまず第一に非常に残念でした。
そして演技力がかなりイマイチなN野さんは脇役だったため、特に視聴の妨げになるような問題はありませんでしたが、上記の某JさんとN野さん以外の皆さんの演技は終始圧巻でしたね。
でも、それにしたって、話の内容が結末まで含めて何が面白かったのか全くわかりません。
おもしろさを分かれなくて本当にごめんなさいとまず謝っておきます。
そして極めつけは、エンドロールに流れる曲も、この映画内でひときわ映画の良さを半減させてしまう要因の逆のネガティブ異彩を放つ主役の方のグループの歌で、エンドロールを見て、あーこの映画は何かを伝えたい系映画ではなく、この主役さんのための映画なんだなというのを悟り、さらにがっかりしました。
映画は、誰か1人にでも、見終わった後に
良い意味で何かが受け取れるような、何か良い意味での気づきがあるような、
そのような心粋の映画が好きな私にとって、主役の方はあまりに配役ミスで、この映画の中身をさらに下げてしまっているような気がしました。
そして、トリックの種明かしの内容も、トリック自体の内容も、全く驚きはなく、全然面白くないトリックでした。