【何が芝居で何が真実なのか…】
東野圭吾原作。原作は未読。
オーディション会場に呼ばれた劇団俳優たちが次の主演の座を勝ち取るために閉ざされた雪の山荘を舞台として演技を繰り広げるが、、、
題材は中々面白かった。
役として遂行されてるのか、本当に殺人が行われているのか観ているこちらを振り回すような演出も多く、演技もみんなどっちつかずなのがより真実から遠ざける演出になっていた。
そう、この映画は劇中作になっているため、途中でこれは台本ありきだよな…って思う場面と、これは想定外の出来事?ってなる場面が散りばめられてるから余計に混乱させてるし、演技が少しばらついている。良い演出もあれば悪い演出もありそれが伏線に生かされてるかと言われるとそうでもなかったりする。
最後までの繋がりが蓋を開けてみても疑問が残ってしまう展開は残念だった…
それでも何も考えずみると面白い作品だったから意外とお薦めな部類!