ウクライナ出身のセルゲイ・ロヅニツァ監督の「戦争正義」と題された戦争映画2本連続上映特集。
1946年1月にキエフ(現キーウ)で開かれた国際軍事裁判の様子を克明に描いた法廷劇であるアーカイヴァル…
同じセルゲイ・ロズニツァ監督の「破壊の自然史」の15分後に続けて鑑賞した。それで分かったことがある。本作品が「破壊の自然史」と同時に製作されたことに意味があるということだ。
本作品は軍事裁判だ…
【魂を失った者たちの証言集】
ここ数年は定期的にセルゲイ・ロズニツァが日本に紹介されている。『破壊の自然史』と共に『キエフ裁判』がシアター・イメージフォーラムにて公開されていたので仕事終わりに観てき…
ナチス軍内での仕事内容も役職もバラバラな上に罪を完全に認めている者とそうでない者15名を同時にソ連刑法の元に裁くキエフ裁判。終盤、判決根拠であるソ連刑法の条文と被告人の名前が長々とお経のように述べら…
>>続きを読むセルゲイ・ロズニツァ監督最新作。
同時公開につき、続けて鑑賞。
連続投稿失礼します。
1946年1月、キエフにて行われたドイツ軍関係者15名が人道に対する罪で裁かれる裁判の模様を収めた記録映像を映…
セルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》ドキュメンタリー
「東京裁判」「ニュールンベルグ裁判」「キエフ裁判」
あとは、ニュールンベルグ裁判、見れてない。
既視感あると思ったら、「バビ・ヤール」でも
使わ…
正義とは、公正とは、あるいは犯罪とはなにか…
以前の『粛清裁判』とは異なる"悪"を裁くための裁判。それをこうして、少し離れた時代から俯瞰して視聴できたことに価値があるなーと感じました。
正直、自分に…
無知というものの暴力性。そしてその代償。この後、ソ連国民も知らず知らずの内に、国家に無知を搾取される。そして今も正にロシアは...。他人事だと思っていたら、『明日は我が身』が、この世の鉄則。第二次世…
>>続きを読むいわゆるBC級戦犯の裁判記録で、被告人たちは罪状について基本的に認めているし、単に証言を聞くというドキュメンタリーになっているので、教育色が強かった。資料性は高いのかもしれないけれど、「バビヤール」…
>>続きを読む©️Atoms & Void