そんなに凝った作りではなく時系列で、ある夫婦に起きた悲劇が描かれており入りやすい。いつも感じるのはフランスの方ってなんとなくだけど日本人に似てる。怒りや悲しみの出し方なんだろうか。この話をハリウッドがリメイクしたらと思うと全然イメージが変わると思ってしまう。奥様を亡くした直後に犯人達に赦しを与えた文章を贈ったものの（事件現場で一緒だった為）一番の友人には怒りを出してしまうし、家族は必死にお世話してくれるのに冷たい態度を出したりと人の矛盾を隠せない主人公に共感してました。ネット社会だから主人公が発信した事による炎上とか心配したけど映画は淡々と進み散らからずに終わった事は盛り上がりは無くても逆に良かった気がする。息子役の子が凄く上手で映画な事を忘れます！
