深い。そして涙が止まらない。早くも2024年鑑賞した映画で傑作に出会ってしまった。
ある日、突然「遺族」になってしまう可能性は誰にでもあるということ、決して主人公に起きた境遇を他人事に思えなかった…
2015年に起こったパリのテロ事件。当時ニュースを見たことを思い出しましたが、遥か遠い地の大変な出来事であまりにも現実味がなく、もちろん私自身に実感なんてあるはずもなく。
しかし、当たり前ですがその…
どんな悲劇が起きてもどんなに大切な人が突然いなくなっても、残された人間には生活があって、日常を生きていくしかなくて生活が続いていく。
前を向こうと思う日、子どもと楽しく遊ぶ日、受け入れられない日、…
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この映画は正直、最後まで何の解決もできていない。起承転結はない。主人公の悲しみもエンドロールを迎えても少しも癒えていない。
しかし死に向き合うとはつまりそういうことなんだと思う。特に最愛の妻の死にお…
このレビューはネタバレを含みます
盛岡ルミエール ヨーロッパ特集2024
序盤からアントワーヌの自己中心さとか傲慢さが見え隠れしてたし、本当に息子のこと愛してるの?っていう行動が多すぎたように感じてあんまり感情移入できなかった…
エ…
自身の妻、息子の母親をテロで失った。
でも、僕は君たちを憎まない。
これからの生活に、君たちへの憎しみはいらない。
作中に、ベランダでワインが武器になるなら、僕たちは最強だ。
という台詞がある。誰…
2015年11月13日。衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。
パリ市街を中心とした複数の場所で起きたテロリストによる攻撃は、130人の命を奪い、その何十倍、何百倍もの人々に大きな心の傷を残した。
…
このレビューはネタバレを含みます
パリライフあるあるで、色んなシーンで懐かしさが込み上げてきてキュンとした。メトロ車内、パリのベンチ、アパルトマンの階段やエレベーターなどなど。
さてストーリーは実話がもとだという。幸せの絶頂での突然…
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