汽笛の音で目を覚ます

私の名前はドラポの汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

私の名前はドラポ(2020年製作の映画)
3.4
金融街で働きたいアフリカ系の女の子が主人公。

正直ヨーロッパやアメリカの金融街のスタンダードがピンとこないため、そこで働くということがどれだけのハードルなのか把握するのに若干苦戦した。

おそらく黒人あるある的なことを描いてるのだろうけど、その苦労や葛藤は、生粋の日本人の自分では映像を通して想像することしかできないのが、なんとももどかしい。

ただ、古い慣習やステレオタイプに辟易することは自分にだってある。そういう時は自分を変えるか、周りを変えるかの二元論ではなく、ただ自分らしくいようと思った。