マキッ

キラー・ナマケモノのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

最後まで何故ナマケモノがキラー・ナマケモノになったのかは分からなかった、ナマケモノである必要はなかったなという感想。別に猿でもコアラでも同じものが作れたと思う。
比較に上がっていたコカイン・ベアーはあくまでも熊の範疇で暴れまわっていたので個人的には好きだったけれども、本作はナマケモノがナマケモノしていなかったので微妙。せめてかぎ爪でゆっくり人を殺すみたいなシーンがあれば面白かったかもしれない。
ただ、急にSNS使いこなしたり、車運転したり、謎のシャワーゲームをやっているところで感電死で一網打尽にしたりといった、そうはならんやろという振り切り方はちょっと好き。一番好きなのは体格的に絶対に無理なのに床に倒れている女学生が、急にすごい速さで引きずられるホラー演出。このシーンはびっくりした。
でも一番怖かったのは定期的に寮生の靴下を片方盗んでいた寮母さんかもしれない。
あとエンディングは好き。
マキッ

マキッ