murmur616

キラー・ナマケモノのmurmur616のネタバレレビュー・内容・結末

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 全く無関係ですが、「キラーカブトガニ」の面白さに味を占めて楽しみにしていました。
 冒頭からワニに完勝するエイペックス・プレデターぶりを見せ、その現実のナマケモノに寄せる気の無さに感心しました。挙句、ナチュラルに薬は盛るし、パソコンやスマホ使いこなすし、SNS活用するし、車を運転するし、マイケル・マイヤーズばりに不死身だしとやりたい放題でかなり愉快でした。しかもラストは「おうち・・・」とか喋ったし。
 只々ナマケモノが人を殺しまくる平坦な内容かと覚悟していましたが、寮の会長争いという大枠のストーリーがあって良かったです。2度半殺しにされて気の毒なマディソンと銃刀法ガン無視なゼニーと友人も良いキャラでした。
 死に際の酒浸り寮母の「ずっといればいつか会長になれると思ってた・・・」「40代・・・」「皆んなの靴下を片方盗んで履いてた・・・いけてるかと思って」とかの告白に笑いました。
 致死のダメージを受けまくっても無事アルファも故郷に帰れたみたいでハッピーエンドでしたね。
 ホラーと言っていいのか迷うくらい恐怖描写は皆無でしたが楽しめました。
 あとやたら可愛い入場特典のステッカーを貰えて嬉しかったです。パンフもお洒落過ぎて即買いしました。一生飾ります。
 
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