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キラー・ナマケモノのTaulのレビュー・感想・評価

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)
3.0
『キラー・ナマケモノ』承認欲求とキュートさがすべてみたいなビッチな女子大生を成敗する批評的なホラーコメディ。加えてシスターフッドや動物愛護を感じるドラマがあるんだけど、そんなことは置いておいて、とにかく怖いんだか可愛いんだか分からない殺人ナマケモノが可笑しい。スローだけどすばしっこい奴で、それをCGでなくヘタクソパペットでやったのが正解。珍味だ。

『キラー・ナマケモノ』この映画をGWに全国100館以上に配給したアルバトロスさんの心意気を買いたい。と当時に、その館数になったのは洋画のいいタマ自体が今は少ないからかなあとか、いろいろ考えてしまう。でもまあ、こういうのが映画館で見られる日本はありがたいし、GWにユル~く見るには合ってる。

『キラー・ナマケモノ』すぐ後ろで静かに見ていた高校生くらいの男子四人組が、終わって「うん、なかなか面白かったよな」と、自分らに言い聞かせるように話してたのが印象的だった。
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