大学の女子寮の寮長選挙に立候補した主人公が、SNSでの票集めのために、密輸された可愛いナマケモノを手に入れる。
ところがコイツがヤバい奴で・・・って話。
とりあえず、スラッシャーホラーでは全く無いので、そっちを期待すると拍子抜け。
80年代のC級映画くらいのクオリティのメカニカルナマケモノが、ゆるゆると動くだけで殆ど血も出ず、どっちかと言うとバズり文化の風刺コメディ。
40代のミス・メイの告白のところとか、結構可笑しかった。
しかし肝心のナマケモノの設定が、知能は人間以上で、猿のように敏捷って、これナマケモノである必要性全然無いじゃんw
スローモーションなのに、ホラーになるのが面白いのに。
やりたいことは分かるけど、ぶっちゃけ殆ど何も起こらない中盤あたりは退屈。
笑わせたいのか、怖がらせたいのか、どっち付かずで凡庸な印象になってしまった。
