違法な奴隷船の船長が美しい娘と出会い、堅気になろうとする。
仲間たちは反発、、、そりゃするよな。

映画は全体的に良くできていると思うが、この主人公は勝手だ。ずっと苦悩してきたあたりがなんとなくは見えてくるが、演じるワーナーバクスターがかっこよく演出されているところに違和感はどうしてもある。彼をすんなり信じる娘、、、愛なのかね😅。

船長には相棒といえる部下がいるが、その彼も船長に反発しながらもクライマックスは意外な行動に。なかなか複雑な人間性をみせる。演じるはウォーレスビアリー👏。

オーラス、、、どうしても茶番に映るなあ。
「女のヒステリー」ってのも。
こいつらが裁くのかと、、、。

ミッキールーニー演じるまだまだ若い船乗りの存在もアクセントになっている。
のだが、本作にある軽やかさというか、映画としてのテンポの良さ、出来の良さが、どうにも映画の内容とは合っていないように、、、。
考えすぎかなあ。割り切って楽しかったとはならなかった。クライマックスが真逆の展開なら傑作だったのかも。