吉田仁人が好きなので、キャスト目的ではありましたが、仕事終わりに映画館へ。
最初から中盤にかけては本っっっっっっっ当に苛々むしゃくしゃして、なにこれ?となったし、実際に自分がその場面に立った時にされたら怒るだけでは気が済まないような、人間としてどうなのかというところとか、メディアはそこまでして「その場面」を撮りたいのか?頭おかしいんじゃ?…と考えだしたらテレビが嫌いになりそうな、そんな場面があった。ここが無ければというか、少し違う表現だったら、また見え方も変わったんだろうなあと思う。
でも、不思議と時間はあっという間に経って、映画に惹き込まれて、気付いたら泣いてた。見れば「女優は泣かない」の意味が分かる。
主人公の弟が味方でいてくれてたのは、本人にとって本当に心の支えになってたんだろうな。結局のところ、みんな味方でいてくれたわけだけど。
苛々もしたけど、主人公は女優という仕事が好きなことがすごく伝わってきたし、心温まる部分もあったので、観てよかったなあと思えた。