撮り方の雰囲気独特だなぁとおもったら、銀河鉄道の父とか八日目の蝉の監督で納得した。
街並みは日本の湿度を感じるほどすごく繊細で綺麗だし、緊迫のシーンはワンカットで緊張感がある。
虐待、ジェンダー問題、介護などいろんな要素が含まれていてある意味では重いから、心に余裕がある時に見るのがおすすめ
とはいいつつ、最後には前を向ける。
いい人すぎる友人とかいろいろ現実ではなくない?みたいなこともあるにはあるけど、たくさんの要素を含めているのにこれだけまとまるのはすごい。
52ヘルツのクジラは海でたったひとりだけど、
地上にいる52ヘルツのクジラ『たち』は52ヘルツの声を届けることができる。