このレビューはネタバレを含みます
大好きな「八日目の蝉」の成島出監督作品
風景の撮り方とか、子役の存在感とか、雰囲気似てた。
「八日目の蝉」が好きすぎて小豆島ロケ地巡りをしたけど、今回は九州が舞台。
地元がちらほら出てきてちょっと嬉しい。
志尊淳のちょび髭ヘンじゃない？ってずっと思っててゴメンなさい。ストーリーと深く関係してた。志尊淳の演技あまり見たことがなかったけどすごく良かった。
最後に投げた言葉が
キナコじゃないキコだよ！
は酷い。一生後悔する。
余貴美子と倍賞美津子の演技はいつも泣ける😭
児童虐待やネグレクト問題。
何とかならないのかな。
映画の中だけでなく実際に同じような境遇の子供が日本にも沢山いて、ニュースを見る限り児童相談所は機能していないし。
ホントに許せない。
宮沢氷魚演じる御曹司。
育ちが違いすぎて流石に結婚は難しいかなとは思う。相手の親が許さないだろうし、それは仕方ない。でも中身がクズすぎた。
「八日目の蝉」はラストにかけて怒涛の号泣展開だったけど、同じく辛く苦しいストーリーでも、こちらは爽やかエンディング。どちらの映画も、天使の梯子が印象的に使われてました。
まだ3月だけど、来年の日本アカデミー賞候補だと予想🏆
