町田そのこさんの2021年本屋大賞受賞作品
『52ヘルツのクジラたち』を映画化。
原作が大好きだったので
キャストが発表された時には、私の思うイメージとは違っていて残念に思ったけど
杉咲花ちゃんは演技も上手いし好きな女優さんなので、原作の良さと花ちゃんなら何とかなるか
と鑑賞。
何とかどころじゃなかったw
多分、映画の後半ほぼ泣いてたw
号泣。終盤には、もう勘弁して欲しいと
思うくらい泣かされた。
杉咲花ちゃん素晴らしい。
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『52ヘルツのクジラ』とは、他の鯨が聞き取れない周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラ。
沢山の仲間がいるはずなのに何も届かない、
何も届けられない。
その為、世界で一番孤独だと言われている。
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ストーリーは原作を、読んで知っているので
、セリフや表情の意味を先読みして本来泣く場面来る前から泣いちゃうw
原作の時から1番大好きなキャラ美晴が
小野花梨ちゃんだったのも、安吾役が
志尊淳さんなのも花ちゃん同様意外なキャスティングだったけど、実際観てみたら
見事なキャスティングで自分の見る目の無さ
を痛感。
もっと意外だったのが新名役の宮沢氷魚さんと
琴美役の西野七瀬さんの演技力。
今までそこまで特別上手いとか思ってなかったけど、イメージが全く変わった。
宮沢氷魚さんはクズボンボンの嫌な奴になりきっていて本当に嫌いになりそうだったw
西野七瀬さんの演技も今観てる大奥(ドラマ)と全く違う役柄に演技の幅を感じた。
ベテラン勢の
倍賞美津子さん、余貴美子さん、真飛聖さん
のキャスティングも演技もさすがの一言。
全く問題無し。大満足。
原作のストーリーや登場人物を考えると
つまらなくする方が難しいと思うほど
最高な原作なだけに、原作ファンを納得
させるのも大変だと思うので、俳優さん達を
はじめ、全体的によく出来ているのではと
思います。
勿論、原作のあのシーンが無いなど
映画だと足りない所もあるので、
是非原作も読んで欲しい。
映画化の中で1番良かったのは
あの家が可視化された事。
あの海の見えるデッキ欲しいなー。
