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52ヘルツのクジラたちの肉のネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

しんどい。。
暴力を振るう義父の介護をして、大好きな質の母親は愛情を注いでくれない、やっと解放されて恋愛をするも裏切られ、でも初めて愛を注いでくれた人に縋りつき、結果大切な友人を失い……きなこにとっては新名が初めて愛を注いでくれた人に感じただろうけど(恋愛=愛的な)それまでにあんさんたちがすごい愛を注いでくれてたよね…それに気づくのが少し遅かった感じ。でも男に沼ると他が見えなくなるのもわかるから、なんとも言えない心苦しさ。そして、両思いなのに幸せにできないというあんさんの苦しさも本当にきつかった。。新名宛の遺書だったけど、きなこへの愛が溢れてて涙溢れた。タイトルのように、1人だけの話じゃなくて、何人もの物語がしっかりと進行してた。
最後に鯨が現れた時、きなこも愛も含め、僕はここにいるよ、って言ってるように感じた。
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