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52ヘルツのクジラたちのlabyrinthのレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
2.9
(前半から泣きます)
主人公の幼い頃からの母親からの虐待。
主人公が学校卒業後、母親一切手伝いなしで、家でほぼ監禁状態で1人で介護(主人公の義理の父親の介護)・・・・・
ある日、父親が食べ物を喉につまらせ病院へ。

母親から激しくののしられ『あんたのせいよ!』
激しく叩かれ・・・・・

主人公は自殺しようと、なんとなく道の中央へ・・・

ギリギリ止めに、助けに入った偶然その場に居た同級生とある人。
助けた後に、ある人と同級生の女の子に『飲みにい行こう』と居酒屋で励まして貰い、今後の助けもしていく、支えになると言う同級生とある人。
主人公は泣き崩れる・・・・・
(もう前半から、このシーンで泣いてしまい、このまま映画見れるのか?と心配になるぐらい、早くから主人公が悲惨でした)

現在の主人公と
3年前の主人公
2年前の主人公
1年前の主人公
と現在と過去と交互にストーリーが進みます。

この物語の出てくる人物は、
様々なものです。

虐待される人
虐待する人
トランスジェンダー
やりたい放題にワガママに生きる人
言いたいことも言えず生きる人
見返り求めず手助けする人
色々出てきます。

プラス、
ストーリーには、
恋愛も加わり、テンポ良く、見る側を飽きさせない良い流れのストーリーでした。

『52ヘルツのクジラたち』の意味は、
映画のなかで、次へ、次の守ってあげたい人に伝えていきます。
是非、映画を見て意味を知ってください。(涙)


池谷のぶえさんと余貴美子さんは、出番少ないのですが、主役を食うぐらい良い役、演技記憶に残ります。

特に、倍賞美津子さんは物語ラストに出てくる出番少ない役なのですが、ぐっと気持ち良く、ラストをしめてくれます。
名俳優です。
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