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52ヘルツのクジラたちのぴのレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
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この原作を2時間でやろうってほうが無理だったな。
めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ泣いたけど、それは原作で思い出した感情が溢れてきたからだし、原作が完璧に練られた素晴らしい物語りすぎて、やっぱりどこでも削られてしまったら、安っぽさが出てしまう。
あんさんのパートも52(ことみ)パートもきなこパートも少なすぎる………

杉咲花と志尊淳は素晴らしかった。本を初めて読んだ時に想像した2人、そのまんまだった。凄かった。あんさんのこと、考えるだけでとめどない涙が流れる。

演出なのか、カメラのフォーカスが甘かったり曇ったメガネみたいに靄がかかる映像が普通に見ずらすぎてダメだった。
景色が所々VFXすぎるのも、音楽が狙いすぎてるのも、冷めてしまう要因。

とはいえ、原作が素晴らしいので、つまらなくはないし感動もできる。
大分めっちゃ綺麗なところ。

原作未読の方は、是非是非、原作を読んで欲しい。
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