虚在

52ヘルツのクジラたちの虚在のネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいたから
観に行くつもりは
あまりなかったんだけれど
鑑賞しました
ただ胸が苦しく
展開を知っていても
涙が止まらなかった、苦しい
あれが
映像の中の世界の話ではないことを
私達は知っているから
やるせない
本当に、自分にできる事を
今目の前にいる人達だけでも幸せに
生きてもらえるように
私にできるほんの少しのことを
精一杯にやるしかないなあと
阿呆みたいな結論ですが
今そんな気持ちです

そして
自死はやっぱり
悲しい
わかるけれど
悲しい
どうしようもなく
悲しい
あのシーンは思い出したくないほど
辛かった
その代わりに沢山の事を思い出す
抉れる
早く春が来ないかな
虚在

虚在