まる

52ヘルツのクジラたちのまるのネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

インタビューが良かったので見てみた!

痛みを痛いまま描いてるのが良かった。
親子仲直り〜とかそんなんも無くて良かった。
暴力に慣れすぎて、抵抗すらしないのが悲しかった。
ヤングケアラーも、ほんまになくなってほしい。
暴力は本当にダメすぎるけど、見方を変えれば愛の母親も被害者ではある。。
クズ男のせいで中絶できず、望まない結果になってしまった。

安吾さんが亡くなった後の空港でお母さんが言ってた言葉が、"それに尽きる"すぎて。
男でも女でも、杏ちゃんのままで好きだと言えばよかった。
誰よりもお母さんに知られたくなかったんだろうな。。
地元戻って女として生きるより、東京で男として死ぬ方がマシだったんだろう。
優しい人ほど自分の存在を消すんだよね。。
早いうちに、トランスジェンダーの役を本当のトランスジェンダーの方が出演するといいな!

御曹司、めちゃくちゃ嫌だった。
ああいう価値観の人が社会を牛耳ってるのかと思うと。。
そりゃ理解も進まんわ。

不幸な環境で育ったら、幸福な状態がしっくりこないのかな?
不幸な方に導かれてるようにも見える。。
幸せになってくれ。

愛を引き止める海辺のシーン、お涙頂戴感がしんどかった。
迷いクジラも、取って付けたようなシーンでうーん、、って感じ。
おばあちゃんと迷いクジラの話も突然で、なんか、、うーん、、

社会制度、きちんと整えてほしい。早急に。
まる

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