とあるイベントにて鑑賞機会を得ました。監督は2000年代生まれの若人！とのコトで大学在学中に撮られたモロの自主映画、てヤツなのですかね。なので、まずは「できるコトから逆算して」＋「ソレっぽいモノを使わずにＳＦをやってみたい」てなトコロが製作上のポイントとしては在るみたいです。
※ちなみにタイトルは、とある（同種の仕掛けを孕む）往年の名作のアナグラムだそーで⇒ＳＦじゃあないヤツかも知れませんケド…
なので重ね重ね、そーいう条件で撮られた作品として、第一にやりたいコトはハッキリ分かるし＋その点を踏まえて（短編としては）チャンと纏まっても居る…とは思うのです。が他方、言い方を選ぶなら「普通の映画っぽくない」という印象も所ドコロで感じられてはしまいましたかね。例えばソレは、演者が決してプロではないってコトを踏まえつつも台詞回し自体がちょっと口語っぽくない、みたいなコトとかですね。結局、とあるＳＦ的な「仕掛け」がメインのアイデアだってショート作品ではあるので、多少意図的に「不自然」にしてるってコトもあるのでしょーケドも、他にもそーいう「意図しない不自然さ」が混ざり込んで来ちゃってる中で、その意味での「メリハリ」が弱くなっちゃってた…みたいな感じかとも思います。再度、そのメインのアイデア自体はしっかりしてると思いますので、短編としてはチャンと観切れる作品だとは思います。全然悪くはないと思いましたよね⇒今後に期待。
