ふれるのTactooのレビュー・感想・評価

大人と子供で弔う過程はだいぶ異なると感じる。最も身近に存在していたのに、急に存在しないものになって、じゃあ存在しないものになると元々存在していたのかどうかまで懐疑的になってしまうこの変で地味に嫌な感覚。大きくなるとその受け入れと悲しみは理解できるけど小さい頃はよく分からない。自分も今もよく分からない。
彼女が様々なものにふれて存在を確認する行為はそんな大事な弔いの一部だと思えた。