ミステリ・サスペンスだと思って観始めたら、いきなり惑星難民Xて(゜-゜) ... 面喰った。
SFなのかぁ。
そのXがどういうモノなのか、ディティールがあやふやなのよ。
だからノレないのよ。
「DNAを調べれば、Xかどうかわかるはずだ」
いや、一介の一週刊誌の記者が思いつく前にとっくに思いついてるはずですから政府機関の偉い人が( 一一)！
惑星難民Xは在日のことでしょう？
在日差別を宇宙人差別ってことで描こうとしたんでしょう？
それくらいわかるよ。
けど、上手くないね、上手くない。
見た目じゃまったく区別できないのに、ずっと同じ日本人として一緒に暮らしてきたのに、Xだとわかると迫害される...SFならそれが描ける。
けど、上手くない。もうちょっとひねったほうがいい。
近頃週刊誌ってヤツが大嫌いになって。
週刊誌記者が主人公ってだけでアレルギー出ちゃう感じなんだけど、この映画の週刊誌編集部の描き方も酷すぎると思う。
そこまでバカでもないでしょ、編集部？
なんでDNA鑑定もせずにスクープ出すの？
そういうところがのれないのよ。
文句ばっかり言っちゃったので最後に良かった点も上げとく。
上野樹里さんの演技。
今までの上野樹里とはまったく違う印象。
地味でおとなしくて、けど芯のあるしっかりした女性像。
よかった。
逆に言うと、そこしかいい点がなかった。
残念。
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