試写会にて鑑賞。
"アパートは住民のもの"
未曾有の大災害により廃墟の中で、唯一崩落しなかったマンション(劇中ではアパートと呼んでた)を舞台にしたディストピアサバイバル。
住民代表を決めるシーンが入る前半は緩急あっていいなぁと思ったけど、以降はだいたい重い話(そりゃあそうなんだけど)が続くし、展開がわかるような作りだったので、ちょっと間延びしているなと感じてしまった。
イ・ビョンホンの鬼気迫る演技は見応えあったし、各々の正義がぶつかって壊れていく様は、救いのない正解を探しているようで考えさせられるし、虚しくもなる。
2024年公開作は、今年の「非常宣言」に引き続き韓国映画でスタートしました。