新年1本目。
震災のあったこのタイミングで観るには少ししんどい話だったかも。
直接表現は無いので深読みし過ぎなのかもしれないけど韓国の文化を省みるに犬注意です。
崩壊した世界で、隔絶された中での人間性。
自分たちが助かる為なら何をしても良いのか。
ラストの台詞がこの話の肝なんだと思う。
あんな状況なのに、感覚麻痺して普通に暮らしてるのが狂気に見えてくる。
でも自分たちがこの立場に置かれたらこうなるかもしれない、という恐ろしさ。
誰が悪い訳でも無いのに、ひとつ舵を間違えただけで向かう先は破滅。
こんなことが起こりませんように、と心底願いたくなる一作でした。