このレビューはネタバレを含みます
ズーンした気持ちで映画館をでた。
2024年初映画館。
昨年末は、ローマの休日やウォンカで劇場を締めくくったので比較的幸せ感でしめたけど、年始からのNetflixの雪山の絆といいコンクリートユートピアといい、自分ながらこの映画のチョイスはどうかと思う…
はじまりから崩壊している。
皮肉っぽくコメディタッチに描いてくるが、私には笑うところはなくて、ずっと、お前は?お前ならどうする?と問われていた気がする。今まさにリアルなようで苦しかった。アパートの住人を通して自分の葛藤と醜さをみているようで。
後半からは、サスペンスとエンタメ要素が強くてなってきた。
イ・ビョンホンは、すごい。圧巻。存在感が半端ない。パク・ソジュンの魅力は出しきれていない気もするけど、一瞬無になった死んだような冷たい目をすると、ドキッとする。
規模がすごい。あんな内容でちゃんとエンタメ作品として作りあげるのが、韓国映画のすごいところなのかなぁと思った。
生きていれば、住んでいい
あのアパートの住人は、普通の人たちでした