理事長

ネバーセイ・ネバーアゲインの理事長のレビュー・感想・評価

3.2
✒️作品情報
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は、1983年にアーヴィン・カーシュナーが監督したスパイ映画。
原作は1961年に出版されたイアン・フレミングのジェームズ・ボンド小説『サンダーボール作戦』での3人によるオリジナルストーリーがベースになっている。
他のボンド映画とは異なり、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』はイーオン・プロダクションズではなく、ジャック・シュワルツマンのタリアフィルムが製作した。


✒️感想
007シリーズマラソン番外編!
本作、正式なシリーズ作品ではなく、製作会社が異なる、いわゆる番外編です。
正式シリーズ全て鑑賞し終わってから見るか、年代順に見るかの2択だったんですが、年代順に見ることにしました👍

本作、なんと007シリーズのショーン・コネリーが、『007/ダイヤモンドは永遠に』から12年ぶりに初代ジェームズ・ボンド役に復帰!🥰

久しぶりのショーン・コネリー、凄く懐かしさを感じたし、かなり老けてはいるものの、ちゃんと色男、スマートなアクションをそつなくこなしています👍

ショーン・コネリー自体はそんなに問題は無いんだけど、作品として、本作番外編で正式な007シリーズとは少し雰囲気が違います。

007シリーズは、いい意味でも悪い意味でもパターン化されています。
影絵と例のテーマ曲が流れるオープニングからボンドカーなどなど、パターン化されているものがあったりなかったりで、寂しい部分がありました🤔

まぁ番外編なので仕方ない部分はあるんですけどね👍
ともかくこれで、本当にショーン・コネリーのジェームズ・ボンドは見納めかな😢

ちょっとトリビア。
ショーン・コネリーは、007シリーズから降板表明をしたロジャー・ムーアに本作のボンド役にする考えがあったんですが、正式シリーズの方の007で、ロジャー・ムーアの後任が見つからず、007シリーズの製作・配給会社が破格の出演料を提示してロジャー・ムーアがボンド役の続投を決意し、『007/オクトパシー』への出演を選択してしまいます。

そこで、ショーン・コネリーの妻ミシュリーヌ・コネリーが「もうボンドを演じないなんて言わないで(ネバーセイ・ネバーアゲイン)」と言ったことで、ショーン・コネリーは12年ぶりにボンド役に返り咲くことを決めたそうです🥰


✒️あらすじ
犯罪組織スペクターによるNATOの核ミサイル強奪事件が発生。特命を受けたジェームズ・ボンドはバハマに急行し、スペクター幹部・ラルゴの愛人との接触を図るが、そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた…
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