LEE

ネバーセイ・ネバーアゲインのLEEのレビュー・感想・評価

3.5
007番外編
ガンバレルシークエンスもテーマ曲も流れないがれっきとした007
サンダーボール作戦と同じ小説を基にしているららしい


ダイヤモンドは永遠にぶりにショーンコネリーが007を演じたのが本作だけど、流石に老いを感じた
映画自体ボンドが久々の任務のため体調を取り戻す所から始まるので、それを製作側も分かっていてやっているように思えた
映画自体はショーンコネリー時代の007を見ているような感じ
つまり良くも悪くも古臭い笑
今見るとストーリーの展開のわりに尺が長く感じるし、ダラっとしているんだけど、この余裕こそが007の魅力の一つのように感じるので嫌いにはなれない
あとMr.ビーンでお馴染みのローワン・アトキンソンが出ててびっくり!パロディ映画をやってはいたけどまさか本家にも出ていたとは!



アクションは他の007に比べるとそこまですごいスタントがあったようには思えなかったけど、やっぱりお金がかかってあるので面白い
ボンドカーは出てこないけどバイクチェイスはあったり、Qの秘密道具が出てきたりと楽しませてくれる
ロケットの飛んでいく時の合成感などこの時代にこんなことやってたんだと驚くようなカットもあったのは興味深かった
因みに本作の武術指導のような形でセガールが関わっているらしいんだけど、その時セガールがショーンコネリーの手首を折ったらしい…


一本の映画としては冗長だが、007ファンとしては割と楽しく見れた一本でした
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