TVシリーズ総集編リマスター版三部作の完結編。前二作よりまとめる話数が少なく余裕のある尺でクライマックスを描きます。
放送当時には色々思うところもあったSEED終盤ですが、久々に観てみると1年間積み上げたドラマのラストとして風格と迫力が感じられました。なんだかんだSEEDはテーマが一貫していて筋の通ったストーリーでしたね。
作画や演出もリマスターによってブラッシュアップされており、劇場鑑賞に耐える出来栄え。特に最終話パートは圧倒的でした。
しかし改めて観てみると、本当に主人公キラは酷い目に遭い続けていて、一歩間違えればラスボスであるクルーゼと同じ絶望に陥り世界を呪う存在になりそうだなと思えました。最新作『SEED FREEDOM』予告がキラが敵に回るのかも?と思える構成になってましたが、そうなってもおかしくはないかなー。
再来週からは続編『SEED DESTINY』総集編の上映も始まるので、新作に向けてまだまだ予習していきます。