とりん

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスターのとりんのレビュー・感想・評価

3.3
2024年12本目

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの全50話を4部作にした総集編の第一弾。HDリマスターで昨年劇場公開した作品。
DESTINYはSEEDから2年後の世界を描いており、停戦したはずの地球軍とザフト軍が再び衝突する話である。
当時もリアルタイムで観ていた気がするが、ほとんど記憶はない。観ていてもチラホラ見覚えはあるけども、こんな話だったかなと。
SEEDが完成度高めだから、蛇足感否めないところはある。
でもSEEDの時に描かれたあんな戦争の後だから少なからず火種は残るというのは納得するし、あの形で終わったとしても絶対遺恨は残るわけで、それにまた大きく火がついたのも頷ける。
再びキラとアスランは離れる形になり、目指す先は同じといえど、違うところで戦うことになる。
キラとアスランが前作でどれだけ悩んで、戦い抜いて出した答えだけれど、あの戦いの果てにそれぞれ歩んでいるのに、再び戦いの業火へと足を踏み入れざるを得ないのは辛いな。
本作でのシンのウザさは記憶にあったけど、1作目ではそこまで出てないかな。身勝手さはもちろんあるけど。でも彼自身も大きな傷を負っていて、自分なりの正義感で戦場に立っていることもわかる。
記憶が薄れてるだけに、駆け足感はかなりあるけど、今作はそこまで話が飛んでるとかは思わないかも。
とりん

とりん