映画は遠い過去のはなし

知りすぎていた男の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
3.3
◎異国の地モロッコのマラケシュ、災難に巻き込まれる家族。そして「知りすぎていた男」というよりも「知らされてしまった男」と言った方が良いだろうか。
殺人、誘拐、脅迫、首相暗殺計画。
アルバートホールでのコンサート、運命の一発のシンバルと銃声。クライマックスに向けて次第に高まる緊張感と高揚感の中で、暗幕からスローで飛び出してくる銃口がメチャ美しい。

◎ケ.セラ.セラを通して深まる家族の絆。