メキシコ移民のヘルナンデス一家は引っ越しを繰り返す日々。
その中で長男のホセはロケット発射をTVで見て、宇宙飛行士を夢見るようになる。
実在の話であり、ホセ・ヘルナンデスがいかにして飛行士に選ばれたのか。
またそのためにいかなる苦労を乗り越えたのか。
サクセスものとしては定型通りだが、移民が宇宙飛行士という部分には初という括りなので、家族を含め時間を犠牲にしなければならない。
奥さんもお飾りなだけでなく、意見を持っているというのが現代らしい。
教師との関係も非常に素晴らしく、そこを含めマイケル・ペーニャが誠実に演じているから説得力がある。