実話を元にしたホセ・ヘルナンデスの物語。
胸熱でした!何のひねりも奇抜さも無い、地道さと努力と根性の泥臭さが、また逆に胸を打ちました!
アスキャンとか、「宇宙兄弟」をも思い出すところがあります。
「ちょっとだけ無理してこーぜ。」みたいな。
また、周りの人間模様も素敵。ヤング先生に始まり、いとこのベト、お父さん、先輩カルパナ、そして何よりも奥さんのアデラ。
「彼らにあって、あなたに無いものは?」
このセリフに込められた覚悟に痺れました。
移民だから宇宙飛行士になれない。…ではなく、
「俺たち移民はよく知っている未知の世界に飛び込むことを。宇宙飛行士にピッタリの人間だろ。」
…と励ますベトの言葉も粋です。
粘り強さは最強の武器!ですね!