ミサホ

ノーウェア:漂流のミサホのレビュー・感想・評価

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)
3.6
観ている間、終始、身体に力が入って、息苦しくなったり、歯を食いしばったりしながら観た。

秩序が崩壊した我が国スペインから逃げる若い夫婦。憲兵隊は容赦なく妊娠した女性や子供を殺害する。まるでマッドマックスみたいな世界観。

そんな中、ひとり銃殺から逃れたミア。彼女も妊婦だ。夫とは離ればなれになってしまった。ここから、彼女の海上サバイバルが始まる。

サバイバルの舞台は海上に漂流したコンテナの中。色々な創意工夫で生命力と機転と根性を見せつける。がんばれ、ミア!

そういえば、この間、大阪の四天王寺での古書市で『SAS サバイバル・マニュアル』なる本を見つけ、思わず即買いしてしまった。 SASとは英国軍の特殊空挺部隊のこと。いろんなサバイバル術が載っているが、ミアのサバイバルもなかなかのもの。

果たして、彼女の運命は…

子どもって親に力を与える存在だよね!このミアは元々タフな女性だったかも知れないけれど、ノアが生まれてからは、尚一層、強さを感じた。

ほんと最後まで身体に力が入っちゃった。肩凝った。こういう作品を見たあとは、ゆる〜い作品観たいなあ。
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