何かに打ち込むことのきらめきや若者の脆さとか自分の考えが基準になってそのまま突き進んでしまうところや、それでいて柔軟性があるところが痛いくらい刺さる
演劇はコミュニティとして機能するべきだと思っているので、顧問の亀尾先生が教育や交流の場として演劇を生み出していくこと(地方でしかも教師という立場で)に感動した。そして彼に師事した曽田くんが本当に好きなものなら何よりも優先すべきだという意見なのも考えさせられる。
作品は1本の映画としてまとまるけれどメロスたちの人生は続いていくし、彼らの生きる世界と地続きのこの世界に関心を持って生きていこうと改めて思う。
個人的には、本編が生々しい質感なので最後のウィンドチャイム(?)のサウンドでズコーとなる