はし

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のはしのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初めに、私は原作ほぼ未読かつバレーの知識無し、アニメは前に一周しただけというライト層なので、下に続く感想もその程度の人間が書いているということをご承知おきください。



試合前に病室で鵜飼監督が「俺の弟子がそこにいて俺の血もそこにあるから申し分なし」という旨のことを言っていて、これが「託す」ということかと思いました。コート内の鵜飼監督(孫)もしっかり夢を託された者の顔をしていて良かったです。


試合が始まってからはずっと、やめて〜〜って思ってた。試合が始まるということはいつか終わってしまうということなので……。点が入る度に試合が終わりに近づいてしまっていて、観たいのに観たくなくて苦しかった。途中審判の手だけで双方交互に点が入っている様子を表現するシーンがあったんだけど、端折らんで全部見せてよ😭って思った(接戦であるということが簡潔かつテンポ良く描かれていてとても良かったです)


試合開始後に研磨が日向の呼びかけに対して笑顔で応えており、研磨〜〜〜〜〜!!!!!と親の顔。その後、日向に対して激怖笑顔で呼びかけており、研磨〜〜〜〜〜〜!!??!?!!??こえーよ ヴィランすぎだろ

対音駒戦なので当たり前ではあるけど、研磨大フィーチャーだった。この映画は研磨のファンを殺し、それ以外を研磨のファンもしくは保護者にさせる映画です。
私も無事保護者になっていたので、研磨が「たのしい」って言ったシーンで涙ツーてなりました。あんなんあかんて…… 「楽しい」という言葉で大勢の人が泣く作品、この世にハイキュー!!しかありません

試合終了後に研磨が「おもしろかった」って言ったところも泣きました。
別作品なんですが、『彼氏彼女の事情』という漫画の最終話に「『ああ 面白かった 疲れたー』って言って死ぬのが夢なんだ」というセリフがありまして、それってつまり悔いのない人生を意味していると思うんです。
研磨の「おもしろかった」を聞いてこのセリフを思い出し、ああ研磨は悔いのない試合ができたんだなと………涙………………

途中ゲームクリアしかけたのに日向が持ち直したとき、研磨がめっちゃオタク特有の早口してて良かった 日向のこと大好きじゃん^^♪
そのあと研磨の後ろ姿だけ写って「翔陽はどんどん変わっていくなあ」的なことを言っていたんだけど、そのときの顔もまじで見たかった。絶対笑ってるよね………こっち見てー………………


日向の持ち直しシーンも良かった。試合中には一度も触れられていなかったけど、あの瞬間の日向、本当に小さな巨人だったよ
トスも長いし影山が「オープン」って叫んでたしでブロックの体制も整ってたはずなのに点入れたのすごい。速さとかパワーじゃなくてジャンプの高さで点入れるところが最高に日向
そもそも影山が日向にトス上げたところが良かったな。君、ちゃんと「信頼」「任せる」等の言葉を覚えたんですね。



ちょっとキリがなくなってきたので一旦終わります。もう一回観て感想まとめたいな
私ですらこんなんなってるんだから、ヘビーなアニメファンたちはどうなっちゃってんだろうって心配になります
あとアニメ観たときにも書いたけど、ほんと早く原作読みます。でも流し読みを絶対にしたくないので、生活が落ち着いたら時間をかけてじっくり読もうと思います。


総括として、「仲間」「信頼」「好敵手」等の言葉の定義を知りたい方はこの作品を鑑賞すると良いと思います。
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