仮面の大使

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦の仮面の大使のレビュー・感想・評価

4.1
 今を掴み取る映画。 

 春高バレー3回戦。烏野高校は因縁のライバル音駒高校と対戦することになる。通称ゴミ捨て場の決戦と言われる対決。果たしてどちらが勝つのか。

 ハイキューについては主人公が日向翔陽ということしか知らない初心者ですが、あまりにも人気なのと時間が空いてたので鑑賞。

 今作といい、去年のスラムダンクといい、甲子園といい、もう一回がない試合、負けたらゲームオーバーの試合を懸命に戦う学生たちがまぶしくて羨ましい。プレイヤーのバックグラウンドなんて何も知らないけど思わず応援してしまう。

 ストーリーは終始音駒の研磨目線で語られる。勝敗に興味のない研磨の様子がどんどん変わっていくのが印象的。少し不気味なところがある研磨だけど、終盤はただバレーを楽しむ少年のように見えた。

 研磨を変えたのは日向の覚醒だろう。鳥籠に閉じ込めたはずの日向が無理やり鳥籠から羽ばたいた姿は見てるこちら側も熱くなるシーンだった。

 また、主題歌も最高。SPYAIRはボーカルが変わってからは聞いてなかったけど、もともと好きなバンドなので映画館で聞けて嬉しかったし、何より映画の内容にすごくあった歌詞で良かった。

 
 
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