そりお

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のそりおのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一言で説明すると…
日向が研磨にバレーを楽しいと言わせるまでの話

印象に残ったセリフ…
月島→黒尾
「…おかげさまで(本当におかげさまで)極たまに面白いです」
今までを知ってるからこそツッキーがバレーを楽しんでる姿や笑ってるとこ見るだけで胸が熱くなる。
研磨
「でもすごく凄いものを見ると 自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね」 ハイキューの名言はどんな人にも共感できて響く台詞が多いから凄いと思う。まさにこの映画をみてこのセリフと同じことを思わされた。
谷地さん
「今までの自分になかった思考を思い知るのは痛気持ちいいです」 台詞がいいのは勿論ちゃんとキャラが思って発した言葉感を出すのが上手い。
日向
「【どっちか】を選ぶわけにはいかない
レシーブが無きゃスパイクも無い
ボールが落ちたらバレーは始まらない
点を獲るのに近道が無いって事だけはしってる」 日向の想像の上をいく胆力がかっこいい。
猫又監督
「じゃあネットを下げればいい
最初こそまずは「できるヨロコビ」じゃないかい」 本当に共感性高い事柄をわかりやすく伝えるのが上手いと思う。
研磨
「たーのしー」 言うまでもなく良い。

どうして面白いのか…
・キャラや関係性に対する見る人の認識・解釈がしっかり共通し共有されてるからキャラの成長や節々の会話にも愛が生まれるし飲み込みやすい。
=解釈一致(土台作り)
+蓄積+成長+会話
・会話一つ一つをとっても笑えるところが多い。キャラの関係性によるボケ・ツッコミをしっかり決めてあるからこそ笑いやすい=ボケ・ツッコミ
・キャラのらしいところとらしくないとこを描いてる。=らしさ+意外性
・ただ試合をして勝ち負けを描くだけじゃなく試合を通してキャラの心情の変化を描いてる。=変化
・今までの他の試合とはまた違う試合展開。ファイナルセットでデュースならないとか、汗で終わるとか、研磨の「たーのしー」に物語のピークを持っていってるのが
音駒戦らしくて良かった。ただ戦って勝敗がつくを繰り返すだけの話もあるけどハイキュー‼︎は毎試合違う見どころがあって楽しいし飽きない。そうゆう部分はONE PIECEに通ずる良さな気がする。=相違

個人的ハイライト
・バックでわちゃわちゃしてる谷地さん。
・ずっとはしゃいでるスガさん。
・黒尾のチームメイトのその気にさせ方。
・翔陽化する烏野メンバー。
・ツッキーと黒尾の絡み全部。
・黒尾の研磨にかけられた台詞で泣きそうになるとこ。
・日向封じ→オープントス→ドンジャンプ 日向のらしくない一面見れたし研磨の恐ろしさも痛感できた。そこに加え日向の想像を超えてくる主人公らしさ、そこに難なくついていきフォローする影山、オープントスに目を輝かせる日向、カッコ良すぎるドンジャンプ、予想外に喜び対策を考える研磨。全てが良さを引き出し合ってて最高だった。
そりお

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