「ホシノのプレイは型にはまってない。
卓球が好きで好きでたまらないという感じだ
そういう相手とプレイができるということは幸せだ」
ー 『ピンポン』ドラゴン対ペコ戦のコン
原作未読ですが何度か泣いた。
泣きポイントが多くて全部思い出せん…
ハイキューは魅力的なキャラが沢山いるが
自分は特にツッキーが好きだな!
山口とのハイタッチ…最高かよ!
作品を通じて色んな成長があるが
個人的に1番人間的な成長をしてるのは
ツッキーなんじゃないかな?
そしてそのキッカケをくれた黒尾は
研磨にとっても重要な存在
初期月島と研磨は共通点がいっぱいある
・バレーに対する熱量
・バレーをやる理由の薄さ
・負けず嫌い
・他人に興味ないのに高い分析力
暇つぶしの部活。何となくのバレー。
それでもバレーを続ける理由は
木兎が言っていた「その瞬間」。
月島は合宿→白鳥沢で「その瞬間」を経験し
研磨はこの試合で「その瞬間」を経験した。
それが研磨の「たーのしー」に
凝縮されていたと思う。
1つの映画としても素晴らしい演出が多かった。
まず冒頭の攻防。
音で驚かされた。
あとは画面内の情報量の多さ。
映画館だから出来ることをフルに活かしていた。
そしてラストの一人称視点。
スポーツをやった人なら経験あるかもしれないが
全力疾走連発して心拍数が上がった後の
身体の中の気圧と外の気圧に差が生まれて
耳がよく聞こえなくなる状態。
だけどいつもより周りはよく見える。
あの状態を映画で体感できるとは。
文字通り「ゴミ捨て場」の
ボロ雑巾のように全員がクタクタになりながらも
太陽のように輝く
「バレーボールを好きで好きでたまらない」
という日向の感情が
周りを照らしていくのが
とても素敵なストーリーだった(稲荷崎戦含め)
p.s.研磨の声優が梶さんって劇場特典で気付いた…やっぱ声優ってすごい笑