カフェインと猫

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のカフェインと猫のレビュー・感想・評価

4.5
週刊少年ジャンプを読まなくなってから、かなりの年月が経つ。
『磯部磯兵衛物語』が読み切りで掲載されたくらいからのジャンプの思い出は全くない。
なので『ハイキュー!!』の存在など知る由もなく、電車内でこの映画の広告が貼ってあるのを見て「へーこんなのあるんだね」と思ってたくらい。
ある日唐突に彼女が観てみたいと言うので一緒にTVシリーズを視聴開始。
鑑賞当初の作品に対する熱量が彼女が100僕が0だとしたら、全シーズン観終わった時点で彼女0僕120と大逆転していた。
僕がシーズン4を観ている時などは彼女は完全に興味を無くしYouTubeを観ていた。

僕は全く原作を読んでおらず、この映画の試合の勝敗も知らずに観ていたので、それはそれは大号泣しながら鑑賞できた。最初から最後まで泣いてた。
もちろん一人で観に来た。

シーズン4の作画がちょっとおかしな感じだったので、映画もあんな作画だったらどうしよ…と懸念していたが、映画が始まってすぐにその懸念は払拭された。

試合のラストめちゃくちゃ良い。ほんとに良い。
研磨視点で描くコートがホントに最高。
電車の広告で研磨を見たとき「なんか怖い人やな」って印象だったんだけど、TVの時は全くそんな感じは無くて勘違いだったかーってなってたんどけど…この映画観たら第一印象の怖さが観れて嬉しくなった。

そして、鑑賞特典のグラフィックボードも研磨が出てきてめっちくちゃテンション爆上がり。
次の試合も事前情報ナシで挑むしかないね。

映画を観終わって「めっちゃ良かったよ」と彼女に言うと「私よりもあんたの方がハイキューにハマるのやめてよ」
と彼女が言う。

「ハイキュー観ててなんでバレーボールやりたくならないの?」
と言いながら、彼女はバレーボールの練習に出かけて行った。

バレーボールやっててハイキューにハマらないのが不思議でならない。