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映画 マイホームヒーローのKUBOのレビュー・感想・評価

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)
4.0
今日は、ワーナー・ブラザースさまに招待されて、映画『マイホームヒーロー』マスコミ試写会に行ってきました。

いや〜、津田健劇場でしたなぁ。

主役は佐々木蔵之介だし、ヒロインは齋藤飛鳥なんだけど、並いる看板俳優以上に、津田健のインパクトが絶大!

冒頭から、すごい勢いであらすじが語られる。え?そんな大事なとこ端折っちゃっていいの? タイトルが出るところまでで映画1本撮れるほどの内容あるんだけど。

実はこの冒頭のあらすじはドラマ版の内容で、映画本編はその7年後、鳥栖が埋めた◯◯の死体が土砂崩れで発見されるところから始まる。

娘「零花」役の齋藤飛鳥は、捜査一家の新人刑事役でアクションもこなす。『映像研』の時とは全然違う。ずいぶん大人になったなぁ、と。

私イチオシの津田健は、いつものダンディな役じゃあなくて、気持ち悪〜いサイコパス風の半グレ集団のボス役。アニメだと渋〜い声でいい男の役ばかりだから、津田健この役、楽しんで演じてたんだろうなぁ。新境地ですよ。

そして、過去の犯罪はバレちゃいけない。半グレ集団に追われてるのもなんとかしなきゃいけないし、家族も守らなくちゃいけない。佐々木蔵之介演じる主人公の鳥栖は、一見ヘタレのように見えるけれども、肝心なところで腹が据わるところがマイホームヒーロー! 

どんなピンチを、どんな風に乗り越えるのか、絶体絶命からの大逆転が本作の見どころ。

最初から最後まで、息も吐かせぬ展開で、ともかくおもしろい! 『マイホームヒーロー』は3月8日公開です。
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