松原慶太

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者の松原慶太のレビュー・感想・評価

2.6
安定のつまらなさ。ザック版「スターウォーズ」+「七人の侍」のパート2。

とくに今回は「七人の侍」で野武士と村人がたたかうクライマックスをそのまんま下敷きにしている。のわりには驚くほどつまらない。

これだけの素材を、莫大な予算を注ぎ込んで、どうしてこんなにつまらなくできるのか不思議に思うくらい、つまらない。

前半1時間、まーこれが退屈。村人の小麦の収穫をえんえんとスローモーションで見せられる。何の意味が?

それが終わったと思ったら、7人が互いに深刻な顔をしながら過去を告白するフラッシュバック。架空の人物の架空の悲劇の過去。ほぼCG。苦痛でしかない。

後半1時間はようやくバトルになっていちおう見れる感じにはなる。しかし興奮とは無縁。

ゆいいつキャラ立ちしていたペドゥナのジェダイ(=久蔵)が死んじゃって、パート3どうすんのか、他人事ながら心配になる。

パート3、まさかとは思うが「お姫さまの救出」ってキーワード出てきたので「隠し砦の三悪人」(=SW ep.4)やるんかな…。
松原慶太

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